車検は“受かればいい”というものではありません。お車の年式、走行距離、使用状況に合った点検、整備をして安心してお乗りいただくための大切な検査です。
車検整備には必ず分解整備が必要になります。
例えばブレーキの点検のうち、消耗品のブレーキパッドの清掃、交換が分解整備にあたります。その分解整備を出来るのが、国から認められている認証工場になります。一定の国家資格を持った整備士、設備などが整ったうえで初めて認証の許可が下ります。逆に言えば認証の許可の無いところではブレーキの交換さえ出来ないのです。
当社は認証工場ですから、お預かりしたお車の故障箇所の修理、消耗品の点検や交換などお車の全ての部分の点検整備が可能です。
点検や交換などしなくても車検に合格する場合も実際には多いのですが、それではたして安心してお車にお乗りいただけるでしょうか?車検時に交換しておけば防げた故障、車検時に交換しなかった為整備費用の負担が大きくなったなどの事例がたくさんあります。(下記参照)
快適なカーライフを送っていただく為にぜひ、当社で“整備付き車検”をお受け下さい。
車検整備でリフトで車両を上げ、
タイヤを外しブレーキを分解したところです。
これから足回り、下回りの整備に入ります。
円く光っているのがディスクローター、その左側に付いているのがディスクキャリパー、ディスクキャリパーの中に消耗品のディスクパッドが入っています。
ディスクパッドの残量が1mm以下になると車検に合格しません。
点検基準は1mm以上です。(新品は10mmあります。)
半分以上摩耗している場合は交換をおすすめしています。
この車両のリヤブレーキはフロントとは違い、いわゆるドラムブレーキと言われるものです。乗用車などではリヤもフロントと同じディスクブレーキが付いている場合が多いです。
真ん中にある金属の部分がタイヤが付くハブ、その外側のバナナ状のものが消耗品のブレーキライニングです。フロントのブレーキパッドと同じで、この部分が1mm以下になると車検に合格しません。新品の状態で約5mm、2mm以下まで摩耗が進んでいる場合には交換をおすすめします。
また、ブレーキライニングの上部の筒状のものがブレーキを動かすシリンダーです。この部分がオイル漏れしていると車検に合格しませんし、非常に危険なのでよく点検します。
真ん中の円い部分がデフ、その左右ハの字に付いているのがショックアブソーバー、その外側がリヤブレーキです。手前右上にあるのがスペアタイヤ、左上にあるのがマフラーです。
接続部分のガタやマフラーの穴空き、オイル漏れ、燃料漏れなどを点検します。
手前に見えるシルバーの部分がオートマチックトランスミッション、奥の黒い部分がエンジンになります。
オイル漏れの点検や修理、各オイル交換もこの時行います。
左側の円い部分に架かっているのが消耗品のベルトです。右側黒い四角い部分の中に消耗品のエアクリーナーフィルターが入っています。
オイル漏れや水漏れの点検修理、消耗品の交換、エンジンの異音などの点検を行います。
ATフルード
エンジンオイル
ブレーキフルード
エアクリーナー
エアクリーナー(汚れが酷い状態)
エアコンフィルター
ベルト
ベルト(亀裂の様子1)
ベルト(亀裂の様子2)
冷却水
ワイパーブレード
ウォッシャー液